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togo'sworks
真夏日の平尾台へ
平尾台には日陰がほとんどありません。じりじりと、身体中を猛暑に熱せられながらの歩きですが、花々に慰められ、背中を押される炎暑道中でした。

平尾台入り口の信号の近くに溜池があり、そこにヒツジグサが池満面に咲いています。

茶ヶ床園地から歩き始めると、すぐにオカトラノオが群生していました。夏草に浮かぶ清涼剤です。

山道の両脇に、色鮮やかなウツボグサが立ち並んでお迎えしてくれます。

平尾台・羊群原は野焼きの跡も見えず、すっかり夏景色。大平山、貫山、四方台までの緑の山道が続きます。

第1目標の草原広場には、本日の主役カキランが見当たらず、第2目標へ。途中、思いがけず桔梗が一輪。

第2地点で、思わず大声で「咲いてた」。カキランの品評会のように老若カキランが群生していました。

まだ蕾をいっぱいつけたカキランが、英国紳士のようにすっきりと立っています。風格も満点。

ヤマトキソウも、と期待していましたが、タイミングが悪かったようでたった4本だけが草陰に潜んでいました。

コバノトンボソウも4本、もの静かに立ち上がっていました。
